アニメ『転生したら第七王子』第2期 声優陣のコメントまとめ！想いと注目ポイントを総チェック

『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』第2期では、ロイドや新キャラ・イーシャ、サリアなどの魅力を一層引き立てる実力派声優陣が集結しています。

それぞれのキャストが作品にかける想いや、演じるキャラクターの魅力、演技で特に意識したポイントを語るコメントは、作品をより深く楽しむうえで欠かせない情報です。

本記事では、主要キャストのコメントをまとめ、第2期の見どころや演技の注目ポイントを一挙にご紹介します。

ロイド役・小市眞琴｜“狂気的な魔術愛”を多彩に演じ分け

魔術一筋の少年の魅力と演技の難しさ

ロイドは、前世の魔術師としての記憶を持ちながら、サルーム王国の王子として転生した天才少年です。

常に魔術のことしか考えていないという“狂気的な魔術愛”を持ち、時に理性を超えたようなテンションになるのが魅力でもあります。

小市眞琴さんはその極端なキャラクター性を、冷静さ・熱狂・無邪気さを細かく切り替える演技で表現。

「ロイドを演じる上で一番大切にしているのは“魔術への執着がすべての原動力”であるという軸」と語っており、ロイドの台詞一つひとつに狂気と純粋さが混ざるよう意識しているそうです。

アニメならではの“動くロイド”に注目！

原作や漫画では見えにくい、ロイドの細かい動きや表情の変化がアニメでは大きな見どころとなっています。

「無表情に見えて、目だけギラギラしてる」「叫びながら魔術詠唱しているのに楽しそう」など、視聴者からもロイドの“顔芸”や“動きの演技”が話題に。

小市さん自身も「表情のアップが入るカットでは、感情の温度差をあえて強調して、ロイドの異常性を表現している」とコメントしています。

第2期では神聖魔術に触れることで、さらに知識欲が爆発するロイドをどう演じ分けていくか、その“声の演技”が楽しみです。

イーシャ役・石見舞菜香｜癒しと天然のギャップを意識

歌が得意なキャラの声作りと表現力

第2期から登場したシスター・イーシャは、癒しの魔力と美しい歌声を持つキャラクターとして、教会編のキーパーソンとなる存在です。

石見舞菜香さんは、優しく包み込むような声質を活かしつつ、純真無垢な性格と聖女のような落ち着きを表現。

特に歌唱シーンでは、「言葉での演技よりも、感情を旋律に込めて伝えることに挑戦した」と語っており、歌唱パートの収録では何度も微調整を重ねたとのことです。

アドリブの多い現場で感じた作品愛

石見さんは現場について、「ロイド役の小市さんをはじめ、自由度の高いアドリブが飛び交う現場なので毎回新鮮で楽しい」とコメント。

イーシャの天然な一面や、時折見せるボケ要素は、現場で生まれたアドリブがきっかけになった場面もあるそうです。

また、「イーシャは“癒し”の象徴だけど、決して弱いキャラじゃない。芯の強さと素直さを声に込めるよう心がけた」とも語り、ロイドとの関係性にも温かい視線を送っています。

サリア役・津田美波｜“音楽の申し子”としての静と動

表情少なめなキャラに宿る情熱を演技に

ロイドの姉であり、音楽を極めた存在として登場するサリアは、感情表現が控えめながらも内に強い想いを秘めたキャラクターです。

津田美波さんは、その静かな情熱を表現するために、一言一言の間や声の震えにこだわって演じたと明かしています。

「サリアは音楽を通して語る人。セリフの量よりも空気や間が重要な役なので、その“無言”の説得力を意識しました」と語っています。

“ふんす！”の演技に込めた姉心

サリアは普段クールで淡々としていますが、ロイドの前では時折感情があふれ出る瞬間も。

特に「ふんす！」という口癖のようなワードには、姉としてのプライドと愛情が込められており、津田さんは「この一言にいろんな気持ちを詰めました」と笑顔で語っています。

演奏シーンではBGMと感情の一致が求められる難しい収録もあったようで、「感情を音に乗せる」というサリアらしい演技が光る場面に仕上がっています。

レン・タオ・シルファなどの人気キャラも熱演

高橋李依・関根明良・Lynnらのキャラ解釈と役作り

第2期でも活躍するサブキャラクターたち――レン（CV：高橋李依）、タオ（CV：関根明良）、シルファ（CV：Lynn）の演技もファンから大きな注目を集めています。

高橋さんは“毒のノロワレ”を持つレンの危うさと、引っ込み思案ながらも芯の強さを表現するために、「ボクっ子キャラらしい軽快さと内面の葛藤を両立させた演技」に挑戦したと語っています。

一方、タオを演じる関根さんは「気術の格闘シーンに合わせて息遣いやリズム感を意識した」と話し、身体能力の高さを演技でどう伝えるかがカギだったと振り返ります。

Lynnさんが演じるシルファは、第2期では“顔芸”やギャグ演出にも挑戦。「クールで優秀な護衛の中にある“人間らしさ”を表現したかった」とし、シリアスとコメディを行き来する演技の幅に注目です。

ギルドメンバーとの掛け合いが見どころに

第2期では暗殺者ギルドのメンバーとの絡みも増え、それぞれの掛け合いがより濃密に描かれます。

高橋さんは「ギルドの仲間と一緒にいるときのレンの安心した表情が、声にも現れるよう意識した」と語っており、チームの絆が演技にも反映されていることがわかります。

バトルだけでなく、日常の中で垣間見えるキャラクターの成長も、第2期の大きな見どころとなっています。

第七王子 第2期 声優陣の想いと演技の魅力まとめ

第2期に突入した『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』では、主人公ロイドをはじめとするキャラクターたちの個性が、声優陣の演技によって一層際立っています。

声優たちのコメントには、それぞれのキャラへの愛情や、作品にかける真摯な想いが込められており、ファンにとっては貴重な裏話や見どころが満載です。

とくに、第2期で初登場するキャラクターに命を吹き込む新キャストの挑戦や、継続キャラの成長を表現する演技の変化には注目です。

ロイド役の小市眞琴さんは、狂気的な魔術愛を持つ主人公の多面性を巧みに演じ分け、視聴者の心を掴みました。

また、イーシャ役の石見舞菜香さんは、“癒し”と“天然”という相反する要素を見事に表現し、新キャラとしての存在感を放っています。

サリア役の津田美波さんは、寡黙なキャラに内包された熱量を丁寧に演じ、“音楽の申し子”という設定に深みを与えています。

さらに、レン（CV:高橋李依）、タオ（CV:関根明良）、シルファ（CV:Lynn）など、ファンから愛されるキャラたちの再登場に伴い、声優たちも新たなアプローチで役に向き合っています。

ギルドメンバーとの息の合った掛け合いや、バトルシーンでの熱量ある演技も、第2期の魅力の一つです。

演技面でも、“ギャグとシリアスの切り替え”を見事にこなし、作品全体のテンポ感や没入感を高めています。

総じて、第2期ではキャラクターの深みとともに、声優陣の演技力と作品への理解が融合した、聴きごたえのある演出が際立っています。

物語の熱量だけでなく、声の芝居に耳を傾けることで、より一層『第七王子』の世界を楽しむことができるでしょう。