2025年春の注目アニメ『LAZARUS ラザロ』。その主人公「アクセル」は、ただのヒーローではなく、破天荒でスリルを愛する異色のキャラクターです。
彼は驚異的な身体能力を活かし、街を自由自在に駆け抜ける“パルクールの達人”。一方で、刑務所に収監される過去を持つ謎多き存在でもあります。
本記事では、『LAZARUS ラザロ』の主人公アクセルのキャラクター設定、性格、行動理念、演じる声優・宮野真守さんのコメントまで、徹底的に掘り下げて紹介します。
- 主人公・アクセルのキャラ設定と驚異的な身体能力
- 脱獄犯からエージェントへと転身した理由
- 声優・宮野真守が語るアクセル像と演技の魅力
アクセルのプロフィールと設定を紹介
出身地はブラジル、特技はパルクール
『LAZARUS ラザロ』の主人公・アクセルは、ブラジル出身の若きエージェントです。
特筆すべきはその身体能力の高さであり、街の壁や屋根を縦横無尽に駆け抜けるパルクールスキルは、まさに“人間離れ”と称されるレベルです。
第1話の冒頭では、刑務所の高い壁を何の躊躇もなく飛び越えるシーンが描かれ、彼の運動神経と反射神経の異常なレベルの高さが一目で伝わります。
刑務所を脱走しまくる“伝説級”の脱獄犯
アクセルのもう一つの異名は「脱獄のプロフェッショナル」。
幾度となく刑務所に収監されながら、その度に脱獄に成功しており、刑務官たちの間では顔が知られた存在です。
その伝説的な脱獄歴が、ラザロのメンバーにスカウトされるきっかけにもなりました。
アクセルは「制約の中にいること」そのものを本能的に嫌い、自由を求めて生きる孤高の存在であることが、彼の行動の根幹にあります。
アクセルの性格と魅力とは?
危険を愛し、ギリギリのスリルを好む
アクセルの性格を一言で表すなら、“破天荒なスリルジャンキー”。
生死の境界線すらゲーム感覚で突き抜けていく大胆不敵な行動が、彼の最大の魅力でもあり危うさでもあります。
銃撃戦、カーチェイス、高所アクションなど、誰もが尻込みするような危険な場面でも、笑いながら突っ込んでいく姿は、観ている側にもカタルシスを与えてくれます。
人懐っこいが、どこか孤高な一面も
一方で、アクセルには非常に人懐っこく、陽気なムードメーカー的な一面もあります。
初対面でも物怖じせず接し、仲間たちの懐にすっと入り込む社交性を持ち合わせていますが、内心では他者に頼らない孤高の哲学を持っている点が、彼の奥深さです。
過去の刑務所生活や社会への不信感が、彼の根底にある“誰にも縛られたくない”という想いを形作っており、自由を求める姿勢が一貫して描かれています。
アニメ第1話から炸裂するアクセルのアクション
冒頭の脱獄&パルクールシーンは必見
アニメ『LAZARUS ラザロ』第1話は、アクセルの“脱獄劇”から幕を開けます。
鋭い眼差しで壁を見上げ、軽やかに鉄柵を乗り越えるパルクールアクションは、冒頭から視聴者の心を掴んで離しません。
壁や配管をまるで遊び場のように使いこなす姿は、まさに都市というステージで踊る“自由の象徴”です。
ファイト監修・チャド・スタエルスキの演出が光る
このアクションのリアリティと迫力を支えているのが、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監修によるファイト演出です。
銃撃を交えながらの接近戦、建物間を跳ぶ動き、空間と肉体を一体化させたアクションは、まるで実写を観ているかのような臨場感。
アクセルの身体能力が極限まで活かされた演出は、アニメーションの限界に挑んだ映像美とも言える仕上がりです。
「これをテレビで観られる時代が来たのか…」
とSNSでも話題となり、アクセルの初登場はアニメファンにとっても記憶に残るシーンとなっています。
声優・宮野真守が語るアクセル像とは?
「心の底から幸せ」と語る渾身の演技
アクセルを演じるのは、人気声優・宮野真守さん。
ダイナミックなアクションにふさわしいエネルギッシュなボイスと、繊細な感情を表現する演技力で、アクセルという複雑なキャラクターに命を吹き込んでいます。
インタビューでは、「この役に出会えて心の底から幸せ」と語っており、作品とキャラへの強い愛情がにじみ出ています。
渡辺信一郎作品への再出演が話題に
宮野さんが渡辺信一郎監督作品に出演するのは、『残響のテロル』以来の再タッグ。
独特の間合いやセリフの“音楽性”を重視する演出に応える演技が、高く評価されています。
特にアクセルの軽快なセリフや感情の起伏が激しいシーンでは、宮野さんらしいアドリブやニュアンスが随所に感じられ、キャラクターの生きた魅力をより強く印象づけています。
「自由で、ちょっと危なっかしい。でもどこか憎めない。そんな人間味を大切に演じた」
というコメントからも、アクセルというキャラに対する深い理解がうかがえます。
『LAZARUS ラザロ』アクセルの魅力まとめ
『LAZARUS ラザロ』の主人公・アクセルは、驚異の身体能力と破天荒な行動力、そして自由を渇望する孤高の精神を併せ持つ、極めて個性的なキャラクターです。
ただのアクションヒーローではなく、人間的な弱さや影も内包しているからこそ、多くの視聴者の共感と興味を引き寄せています。
第1話から炸裂する圧倒的なアクションシーンや、チャド・スタエルスキによる演出との親和性、そして宮野真守さんによる生命力あふれる演技が、アクセルというキャラクターを唯一無二の存在にしています。
また、ラザロというチームの中で“最も自由で、最も危うい存在”として、今後の展開においても鍵を握る人物であることは間違いありません。
今後、彼の過去や内面がさらに掘り下げられていくことで、“アクセルというキャラを追うこと=LAZARUSという作品を楽しむこと”になるでしょう。
圧倒的な存在感で視聴者を魅了するアクセルの動向に、ぜひ今後も注目していきましょう。
- 破天荒なパルクール使い・アクセルが主人公
- “脱獄のプロ”という異色の経歴を持つ男
- 自由を渇望し、制約を嫌う孤高の精神
- 第1話から炸裂する脱獄&アクションは圧巻
- 宮野真守が軽快かつ情熱的にアクセルを熱演
- 危うくも人間味あふれるキャラ性が大きな魅力
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