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アニメ『ツイステ』グリムとは?正体・元ネタ・魅力を徹底解説!

『ディズニー ツイステッドワンダーランド』(通称ツイステ)は、ディズニーのヴィランズをモチーフにした独自の世界観で話題のゲーム・アニメ作品です。その中で、物語の主人公と共に行動する“相棒”キャラ・グリムは、可愛らしさと謎めいた存在感でファンから高い人気を集めています。

この記事では、アニメ『ツイステッドワンダーランド-The Animation』に登場するグリムの正体や元ネタ、キャラクターとしての魅力をわかりやすく解説します。グリムをもっと深く知りたい方、アニメ版からツイステに興味を持った方にぴったりの内容です。

「グリムって何者?」「どんな設定や背景があるの?」と気になるあなたへ。この記事でグリムのすべてがわかります!

この記事を読むとわかること

  • グリムの正体や元ネタに関する考察と裏設定
  • アニメ版におけるグリムの魅力や見どころ
  • ファン視点での楽しみ方やSNSでの盛り上がり

グリムのプロフィールと“相棒”としての役割

グリムはアニメ『ツイステッドワンダーランド』に登場する、物語の主人公と深く関わる存在です。

その愛らしい見た目とは裏腹に、多くの謎を秘めたキャラクターであり、ゲーム・アニメの両方で物語の鍵を握る重要人物でもあります。

ここでは、グリムの基本プロフィールや、主人公との関係性、学園内での立ち位置について詳しく見ていきます。

グリムの基本情報(所属・身長・クラスなど)

グリムは、ナイトレイブンカレッジ1年A組の9番として登場します。

身長は約70cmと小柄で、利き手は“前足”というユニークな設定です。

出身地や誕生日、年齢などは不明とされており、その正体に関する情報は一切明かされていません

部活動は美食研究会に所属し、趣味は「食べること」、特技は「なわ抜け」と、どこか小動物のようなキャラ付けがされています。

好きな食べ物はツナ缶で、嫌いな食べ物は特になし。

授業では「動物言語学」が得意という設定もあり、“人語を話すモンスター”という存在感を印象づけています。

主人公と二人一組となった背景と学園での立ち位置

グリムは元々ナイトレイブンカレッジへの入学資格を持たず、学園への侵入を図ったところを主人公と出会います。

その後、学院長クロウリーの判断により、主人公と“ふたりでひとりの生徒”として入学を許可されます。

この設定が物語の基盤となっており、アニメでもゲームでも、グリムは常に主人公の相棒ポジションとして描かれます。

オンボロ寮で共同生活を送りながら、学園生活や事件に巻き込まれていく中で、グリムはたびたび問題を起こす“トラブルメーカー”的存在でもあります。

しかしその裏では、物語の大きな謎や核心に迫る動きも見せており、単なるマスコット以上の役割を担っていることが徐々に明らかになります。

アニメ版では、主人公との掛け合いがテンポよく描かれ、視聴者にとって感情移入しやすい“橋渡し役”とも言える存在です。

グリムが持つ“謎”——元ネタと考察

『ツイステ』におけるグリムは、他のキャラクターとは異なり、明確なディズニーヴィランを元にしていない“オリジナル”の存在とされています。

しかしその設定や行動、外見から、多くのファンによってさまざまな元ネタやモチーフが考察されています。

ここでは、グリムの“正体”に迫る考察や、セリフ・シーンに隠された意図について解説します。

「チャーチグリム(墓守犬)」説や「キマイラ」説など多様な元ネタ

グリムの名前と外見からよく語られる説の一つが、イギリスの伝承に登場する「チャーチグリム(Church Grim)」です。

これは教会を守護する霊的存在で、黒い犬の姿をしていることが多いとされています。

グリムもまた火を吐き、警戒心が強く、未知の存在という点で共通点があります。

また一部では、複数の動物を掛け合わせた“キマイラ”のような存在だとする説もあります。

グリムの尻尾や耳の炎、猫にも似た容姿は、単一の動物では説明できない構造です。

こうしたことから、製作側が意図的に「種族を特定できない存在」としてデザインした可能性も考えられています。

登場シーン・セリフから読み取るグリムの目的や意図

グリムが持つ最大の“謎”は、オーバーブロットの“黒い石”を食べるという特異体質です。

この“黒い石”は本来、魔法使用によって蓄積された負のエネルギーであり、生徒たちの暴走の象徴とも言えます。

しかしグリムは、それを「美味しそうな匂いがする」と言って食べてしまうのです。

さらに物語が進むにつれ、黒い石を食べた直後に暴走したり、記憶が曖昧になる描写が増えていきます。

このことから、グリムには何らかの呪いや魔法がかけられているのではないかと考察されています。

第6章では、彼の体内に“千年前の魔法”の痕跡があることが判明し、「魔獣と動物を魔法的に融合した存在」と公式に説明されました。

つまりグリムは、意図的に創られた生命体である可能性が高いのです。

また、耳の青い炎が“種族特有ではなく呪いの可能性がある”という情報も登場し、ファンの間では以下のような考察も盛り上がっています:

このように、グリムの存在は単なる“マスコット”にとどまらず、物語の根幹に関わる深い意味を持っていると考えられています。

アニメ&ゲームでのグリムの印象的なシーン

『ツイステッドワンダーランド』の魅力は、緻密な世界観と共に登場キャラクターたちの個性にあります。

中でもグリムは、アニメ・ゲームを通じてさまざまな場面で印象的な活躍を見せています。

ここでは、アニメでの表情や言動、ゲーム本編で明かされた秘密と今後の展開を見ていきましょう。

アニメ版での立ち回りとグリムの表情の変化

2025年10月より配信が開始されたアニメ『ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』では、グリムが主人公・円満雄剣と共に学園生活をスタートさせる様子が描かれています。

入学式に乱入して暴走する姿や、クロウリーによって“監督生の相棒”として学園に残される展開は、ゲームの冒頭を忠実に再現しつつ、アニメならではの動きと演出で魅せています。

特に注目したいのは、グリムの豊かな表情と感情の起伏です。

ちょっとしたセリフの合間にもコロコロと変わる表情が挿入され、視聴者に“生きているキャラ”として強く印象づけています。

また、エースやデュースとの掛け合い、リドルの暴君的な支配に対して見せる反応なども、コミカルかつシリアスなシーンのバランスを保ちながら描かれており、視聴者の感情移入を助けています

ゲーム本編で明かされるグリムの“秘密”と今後の展開予想

ゲームでは章が進むごとに、グリムの中に潜む“異変”が徐々に表面化していきます。

特に2章以降、オーバーブロットの黒い石を食べてしまうシーンは衝撃的でした。

最初は食欲によるものと笑い話にされていましたが、物語が進むにつれ、それが中毒的な行動であり、グリム自身にも制御できない“衝動”であることが判明します。

5章ではついに、主人公さえも認識できなくなるほどの暴走状態に陥るという展開に。

その姿は、ただの“マスコットキャラ”という枠を超え、ストーリーの核心へと関わるダークな存在へと変化していく兆しを見せます。

さらに6章では、グリムが「被検体F」として拉致・隔離されるなど、物語のクライマックスに直結する動きが始まっています。

彼の体内にある千年前の魔法や、異常なまでのブロット耐性など、未解明の要素も多く、今後の展開が注目されています。

アニメでもこうした展開が描かれることが期待されており、“可愛いだけじゃないグリム”の裏側が今後より深堀りされることは間違いないでしょう。

ファン必見!グリムの魅力ポイントと楽しみ方

グリムは『ツイステ』ファンの間で、“推し”というより“家族”のような存在として親しまれています。

そのコミカルさや憎めない性格、主人公との関係性が、SNSや考察界隈でも高く評価されています。

ここでは、グリムの魅力的な一面と、ファンとしての楽しみ方について見ていきましょう。

セリフやキャラ設定から読み解く“親分”“子分”関係の面白さ

グリムは一人称を「オレ様」、語尾に「〜なんだゾ!」と付けるなど、威張りたがりな“親分”キャラです。

一方で、周囲からはむしろ“子分”や“ペット”的な扱いを受ける場面が多く、そのギャップが絶妙な可愛らしさを生んでいます

主人公に対しては自分が主導権を握っていると思い込んでおり、「オレ様の子分」呼ばわりしますが、実際は主人公に守られている存在です。

その“勘違いの親分っぷり”が、天然でツンデレな一面を持つ愛されキャラとしての地位を確立させています。

また、トラブルに巻き込まれがちな立ち回りや、都合の良いところだけ器用な生き方も、ファンにとっては共感ポイントのひとつです。

グリムを絡めた考察・界隈トークの盛り上がり所(SNS・考察記事)

X(旧Twitter)などのSNSでは、グリムに関する考察や愛のあるネタ投稿が日々多数投稿されています。

「グリム=ラスボス説」や、「実はグレートセブンと何らかの関係があるのでは?」といったストーリー考察も根強く人気です。

また、イベント時の衣装やセリフに着目した“萌えポイント”の分析も盛んに行われており、「かわいすぎてツナ缶買いに行きたくなった」という声も。

一部ファンの間では、「ツナ缶=供給源」「オレ様=信仰対象」という、グリム中心のミームも生まれています。

Xの公式アカウント(@twst_jp)では、グリムの描き下ろしイラストや限定ボイスも随時公開されており、ファンとの交流の場としても機能しています。

グッズ展開も豊富で、ぬいぐるみやキーホルダーはもちろん、“グリム語録”が入った日用品なども人気です。

こうしたファン同士の交流が、グリムの魅力をさらに深め、作品全体の盛り上がりにも繋がっているのです。

『ツイステ』グリムの魅力と今後に期待すること【まとめ】

グリムは『ツイステッドワンダーランド』の世界観において、物語の“案内役”であり“相棒”でありながら、最大級の謎を秘めた存在です。

その多彩な表情や言動、主人公との関係性はファンの心を掴み、アニメ・ゲーム双方で強い印象を残しています。

可愛らしさと謎が共存するキャラクターとして、今後の活躍にも大きな注目が集まっています。

今後、グリムがどのように物語の中核に関わっていくのか、そして彼自身の“正体”や“目的”が明かされる瞬間が来るのか、多くのファンが期待しています。

また、アニメ版ではさらに感情表現やストーリーテリングが強化されているため、グリムのキャラクター性が一層際立つことでしょう

マスコット的な存在から“物語を左右する存在”への進化は、ツイステの大きな見どころでもあります。

この記事を通して、グリムの基本情報から考察・魅力までを深掘りしてきました。

「ツイステ」アニメをきっかけに気になった方は、ぜひゲーム本編や公式グッズ、SNSでの界隈トークにも注目してみてください。

グリムというキャラクターを知れば知るほど、ツイステの世界がもっと面白く、もっと深く楽しめるはずです。

この記事のまとめ

  • グリムは主人公の“相棒”として登場する重要キャラ
  • 見た目の可愛さと謎めいた設定が魅力
  • ディズニーヴィラン元ネタを持たないオリジナル存在
  • チャーチグリムやキマイラ説など考察が多数存在
  • 黒い石を食べる体質や暴走描写が物語の鍵に
  • アニメ版では豊かな表情やコミカルさが強調
  • 「ラスボス説」や「使命を帯びた存在」説も浮上
  • SNSでの人気やミーム化でファンコミュニティも活発
  • “マスコット”から“物語を動かす存在”への進化に注目
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