【全修。】第5話「正義。」あらすじ＆考察！ジャスティス登場と揺れるナツ子の信念

前回の第4話「永遠。」では、メメルンの隠された真実が明かされ、ナツ子は『滅びゆく物語』とは異なる新たな未来を目の当たりにしました。

そして第5話では、いよいよ「正義」という言葉が大きな意味を持つエピソードに突入。ヴォイドとの戦いに勝ち続け、自信をつけたナツ子ですが、ナインソルジャーの仲間たちとの間に微妙な空気が流れ始めます。

そんな中、かつてのナインソルジャーでありながら今は落ちぶれてしまった男・ジャスティスが登場。彼の存在がルーク、そしてナツ子にどんな影響を与えるのか？

本記事では、第5話「正義。」のあらすじ、見どころ、考察、視聴者の感想を詳しく解説します！

第5話「正義。」のあらすじ

ナツ子の介入により、『滅びゆく物語』はすでに本来の軌道を外れ始めていた。

そんな中、ナインソルジャーは孤児院での奉仕活動に向かい、ルークは過去の仲間であるジャスティス・ヴァリアントと再会する。

しかし、再会の喜びも束の間、新たなヴォイドの脅威が迫っていた――。

ナツ子、ヴォイド討伐に調子に乗る

ナツ子の「アーニメーター」能力は、これまでにない戦果を上げ、ナインソルジャーの戦いを有利に導いていた。

「あれ？ 私って、結構やれるんじゃない？」

ナツ子はこの世界のルールを理解し始め、作画によって強敵を撃破することに自信を深める。

しかし、その驕りが彼女を思わぬ方向へと導くことになる。

ナインソルジャー、孤児院での奉仕活動へ

戦いの合間、ナインソルジャーは戦争孤児たちのいる施設を訪れ、彼らと交流する。

「剣を振るうだけが戦士の役目じゃない。」

ルークは孤児たちに笑顔を見せながら、彼らを守ることが自分たちの使命だと改めて自覚する。

一方、ナツ子は「アニメの力で子どもたちを喜ばせる」という新たな発想を思いつくが、それが彼女の「正義」とは何かを考えさせられるきっかけとなる。

ルークとジャスティス、かつての仲間との再会

孤児院の一角で、ルークはかつての戦友ジャスティス・ヴァリアントと再会する。

「ルーク、お前はまだ甘いな。」

ジャスティスはかつてナインソルジャーの一員だったが、ある事件をきっかけに戦線を離脱していた。

彼は「正義とは力だ」と断言し、ルークの考えを否定する。

かつて共に戦った二人の価値観は、決定的に食い違っていた。

新たなヴォイドの脅威が迫る…！

突如、孤児院の周囲にヴォイドの大軍が出現。

これまでとは異なり、進化したヴォイドが現れ、ナツ子たちを窮地へ追い込む。

「こんなに強いヴォイド、今までいたっけ…？」

このヴォイドは、ナツ子の知る『滅びゆく物語』には存在しない新たな存在だった。

物語は、新たな局面へと突入する――。

主要キャラクターの動向

第5話「正義。」では、ナツ子・ルーク・ジャスティスという三者三様の視点から、「正義とは何か？」が問われる展開となった。

それぞれが異なる信念を持ち、物語の中で揺れ動く。

彼らの選択が、物語をさらに加速させていくことになる。

広瀬ナツ子：正義とは何かを問われる

ヴォイド討伐に自信を持ち始めたナツ子は、「アーニメーター」の力を駆使し、戦闘で活躍する。

しかし、孤児院での子どもたちとの交流を通じて、「正義は戦うことだけなのか？」という疑問を抱き始める。

また、ジャスティスとルークの対立を目の当たりにし、「自分の正義は、ただの独善ではないか？」と考えさせられる。

「私は、この世界に何をもたらしているんだろう？」

ナツ子の迷いが、新たな物語の鍵となる。

ルーク・ブレイブハート：過去との対峙

かつての戦友・ジャスティスと再会したルーク。

しかし、ジャスティスは「正義は力だ」と主張し、ルークの信じる「守るための戦い」を否定する。

「お前は甘い。弱い者を守るには、圧倒的な力が必要なんだ。」

ルークは彼の言葉に動揺しながらも、自分の信じる「正義」を貫こうとする。

しかし、新たなヴォイドの脅威を前に、ルークの信念が試される局面が訪れる。

ジャスティス：堕ちた英雄の復活なるか？

かつてナインソルジャーのエースとして活躍していたジャスティス。

しかし、ある戦いで「力のなさ」を痛感し、戦場を去った過去を持つ。

「弱い者は滅びる。正義を成すには、力が必要だ。」

彼の信念は、かつての仲間であるルークとは相容れないものだった。

しかし、孤児院の子どもたちを襲うヴォイドの前に、彼は再び剣を取るのか？

そして、ナツ子の存在がジャスティスの運命を変えるきっかけとなるのか？

第5話の見どころ＆考察

第5話「正義。」では、ナツ子・ルーク・ジャスティスという三者の価値観がぶつかり合い、それぞれが「正義とは何か？」を問われる展開となった。

また、新たなヴォイドの登場によって物語が大きく転換し、今後の戦いの激化が予感される。

ここでは、第5話の重要なポイントを掘り下げていく。

ナツ子の「正義」は独善なのか？

これまで戦闘で大きな活躍を見せてきたナツ子。

しかし、孤児院での出来事を通じて、「戦いに勝つことが正義なのか？」と疑問を抱き始める。

「正義のために戦っているつもりが、私、ただ調子に乗ってるだけじゃない？」

ナツ子の「アーニメーター」能力は確かに強力だが、それが周囲にどのような影響を与えているのか。

彼女の信念が揺らぎ始めた瞬間でもあった。

ジャスティスの過去と彼が戦線を離れた理由

第5話では、ジャスティスが過去に戦場を去った理由が語られた。

かつて「守るための戦い」を信じていた彼は、ある戦いで力のなさを痛感し、「弱い者には正義を語る資格がない」と考えるようになった。

「ルーク、お前の甘さでは、この世界を救えない。」

彼は「力こそが正義」と主張するが、それが本当に正しいのか？

ルークとの対立は、今後の物語に大きな影響を与えそうだ。

新たなヴォイドの登場、物語の転機へ

これまでのヴォイドとは異なる進化型ヴォイドが出現。

このヴォイドは、ナツ子の知る『滅びゆく物語』には登場しておらず、完全に未知の存在だった。

「こんなの、映画にはなかった…！」

ナツ子が未来を知っているというアドバンテージが、ここで完全に崩れることになる。

今後、彼女は「知っている物語」に頼らず、自分自身の選択で戦う必要が出てくる。

ネット上の感想・評価

第5話「正義。」の放送後、ネット上では大きな反響が巻き起こった。

ナツ子の「正義」に対する迷いや、ルークとジャスティスの対立、そして新たなヴォイドの登場が、視聴者の間でさまざまな議論を生んでいる。

ここでは、SNSや掲示板のリアクションをまとめて紹介する。

視聴者のリアクションまとめ

第5話放送後、視聴者からは以下のようなコメントが寄せられた。

• 「ナツ子がちょっと調子に乗ってる感じがリアル。そろそろ痛い目見そう…」
• 「ルークとジャスティスの対立、どっちが正しいのか分からなくなるくらい深い。」
• 「ジャスティス、めちゃくちゃカッコいい…！ これは人気出そう。」
• 「新しいヴォイド、やばくない！？ ここから絶望展開きそう…」
• 「MAPPAの作画、またとんでもないことになってる…ルーク vs ジャスティスのシーンが神！」

特に、ルークとジャスティスの再会シーンや、ナツ子の精神的な揺らぎに注目が集まったようだ。

「ジャスティスが熱い！」過去の英雄に注目

ジャスティス・ヴァリアントの登場は、多くの視聴者の心をつかんだ。

「堕ちた英雄」「かつての仲間との再会」「対立する正義」という王道展開に、ファンの熱量が一気に高まっている。

「ジャスティスがラスボスでもおかしくない雰囲気」「でもどこかルークを見守ってる感じが好き」といった意見も見られた。

彼の過去や信念が今後どのように描かれるのか、注目が集まっている。

次回予告：第6話「変化。」の展開は？

ナツ子の介入によって物語が大きく変わり始めた『全修。』。

しかし、ついにナツ子は初めて敗北を経験することになる。

ルークとジャスティスの因縁も深まり、それぞれの正義が問われる回となりそうだ。

ヴォイドに初めて敗北するナツ子

第5話のラストで現れた進化型ヴォイド。

ナツ子はこれまで「アーニメーター」の能力を駆使し、勝利を収めてきたが、今回はまったく歯が立たない。

「え、待って…こんなの聞いてない…！」

これまで自信を深めていた彼女が、戦闘で完全に敗北することに。

この挫折が、彼女の成長にどう影響を与えるのか？

ルークとジャスティスの因縁が明かされる

ナツ子の敗北と同時に、ルークとジャスティスの過去が詳しく描かれる。

ジャスティスがナインソルジャーを離脱した本当の理由とは？

「お前は、まだ本当の『正義』を知らない。」

ルークは彼と対峙し、自身の信念を試されることになる。

この対話が、二人の関係をどのように変えていくのか――。

まとめ：『全修。』はどこへ向かうのか？

第5話「正義。」では、ナツ子の成長、ルークとジャスティスの対立、そして新たなヴォイドの脅威が描かれ、物語が大きく動き出した。

ナツ子は「アーニメーター」の力を駆使しながらも、正義とは何かを考えさせられる展開に。

また、ルークとジャスティスの過去が明かされることで、ナインソルジャーの物語がより深みを増している。

次回、第6話「変化。」では、ナツ子が初めての敗北を経験する。

これまで勝ち続けてきた彼女が、どのようにこの挫折を乗り越えるのか？

また、ルークとジャスティスの関係も新たな局面を迎え、二人の正義が改めて問われることになる。

『全修。』は、「物語を変えること」が果たして本当に正しいのかを視聴者に問いかけながら、

さらに予測不能な展開へと進んでいく。

ナツ子はこの世界を描き直すことができるのか？

そして、彼女が選ぶ「正義」とは何なのか？

今後の展開に、ますます目が離せない。