「トリリオンゲーム」第13話『決戦！！』株主総会での修正動議と衝撃の展開

「トリリオンゲーム」第13話『決戦！！』では、ゴッド・プロモーションの定時株主総会が舞台となります。

議案も終盤に差し掛かったその時、突然、一般客席から修正動議が提案され、会場は騒然。

さらに、神社長の耳元に届く謎の声――予想外の乱入者は誰なのか？そして、株主総会の行方は……!?

ゴッド・プロモーション定時株主総会、ついに開幕！

ついに、ゴッド・プロモーション定時株主総会が幕を開けました。

業界最大手の命運を握るこの場に、ハル、祁答院、そしてゴッド・プロモーションの神（じん）社長が集結。

会場は、株主、芸能関係者、メディアで埋め尽くされ、張り詰めた空気が漂っていました。

参加者の狙いは？ハル、祁答院、そして神社長の思惑

それぞれの思惑が交錯する中、三者は静かに火花を散らしていました：

• ハル：ゴッド・プロを支配下に置き、業界を塗り替える
• 祁答院：過去の因縁を清算し、業界の頂点に返り咲く
• 神社長：ゴッド・プロの支配権を守り抜く

壇上の神社長は、自信満々に開会を宣言：

「我がゴッド・プロは永遠に揺るがない。
そして、ここにいる“若造”どもに負けるつもりはない。」

一方、ハルは：

「祭りは、仕掛ける側が勝つんですよ。」

と、笑みを浮かべ、何かを企んでいる様子でした。

天パ組のライブを控え、熱気高まる総会会場

総会の目玉イベントとして、ゴッド・プロ期待の新人アイドルユニット「天パ組」のライブが控えていました。

「天パ組」は今期デビューしたばかりにもかかわらず、Z世代を中心に絶大な人気を誇るユニットです。

さらに、神社長はこのライブを：

「ゴッド・プロの未来を象徴するショーケースだ。」

と位置付け、株主へのアピールを狙っていました。

観客席には：

• 熱心なファン
• 大手ファンドの投資家
• 業界メディア関係者

が集まり、熱気と緊張が入り混じる中、総会がスタートしたのです。

突如提案された“修正動議”と会場の混乱

ゴッド・プロモーション定時株主総会が進行する中、会場の空気が一変しました。

突如、一般客席から“修正動議”が提案されたのです。

この予期せぬ展開が、総会を混乱の渦に巻き込みます。

一般客席からの修正動議、その目的とは？

スーツ姿の男が立ち上がり、力強く宣言しました：

「修正動議を提案します。
現経営陣の即時退任および、新取締役案の採決を求めます！」

会場はざわめきに包まれ：

• 「修正動議…？何が起きてるんだ？」
• 「誰だ、あの男は？」

しかし、その男がゴッド・プロの少数株主であり、株主総会規定に基づいて正式な動議を行ったことが判明します。

さらに背後には：

「…計画通り。」

と、不敵な笑みを浮かべるハルと祁答院の姿がありました。

株主総会の流れが一変する瞬間

神社長は即座に反論しました：

「この修正動議は無効だ！
事前の議題に含まれていない！」

しかし、祁答院が静かに立ち上がり：

「“株主の権利”ですよ、神さん。
…昔、あんたが俺に教えたろ？」

と、業界の裏も表も知り尽くした“昭和のワル”らしい一撃を放ちます。

さらに、ハルはSNSを駆使し、：

• 「#ゴッド総会なう」をトレンド入り
• 「#修正動議は正義？」で世論を操作

結果、世論の後押しを受け：

「この動議、正式に採決へ移ります。」

と議長が宣言し、総会の流れは完全にハルと祁答院の手に移ったのでした。

神社長を動揺させた“謎の声”

「修正動議」の採決を控え、会場が張り詰めた空気に包まれる中、突如、神社長のインカムに“謎の声”が響きました。

その声は、神社長の表情を一瞬で曇らせます。

一体、誰が、何を告げたのでしょうか？

インカムから届く声の正体は誰か？

神社長のインカムに、冷ややかな声が届きました：

「神さん、後ろを振り返ったほうがいいですよ。」

神社長は眉をひそめ、インカム越しに：

「誰だ…お前は！」

しかし、その声は続けます：

「“あなたが追い出した男”ですよ。
…覚えていませんか？」

その言葉を聞いた瞬間、神社長はハッと目を見開き、視線を会場後方へと向けました。

神社長が顔を曇らせる理由

神社長の視線の先に立っていたのは、かつて自らの手で業界から追放した男、祁答院でした。

しかし、神社長が動揺した理由は祁答院の存在だけではありません。

その隣には、もう一人、かつて神社長が見捨てた人物：

「久しぶりですね、神社長。
あなたに“使い捨て”られた男、元ゴッド・プロ所属タレント、橘怜司です。」

橘怜司は、スキャンダルを理由に神社長から契約を切られ、表舞台から姿を消していた元トップタレントでした。

さらに、ハルが追い打ちをかけます：

「今日の主役は、この二人ですよ。
ゴッド・プロを壊すのに、“元ゴッド”ほどふさわしい連中はいない。」

神社長は拳を握りしめ、顔を強張らせ：

「お前たち……！！」

と、声を震わせました。

この瞬間、会場の空気は完全に変わり、ゴッド・プロモーションの牙城が大きく揺らぎ始めたのです。

決戦の行方とゴッド・プロモーションの未来

ついにゴッド・プロモーション定時株主総会は、最終決戦を迎えました。

修正動議を巡る採決を前に、ハル、ガク、祁答院、そして神社長が最後の一手を繰り出します。

株主総会はどちらの陣営に軍配が上がるのか？

議長が採決の開始を宣言：

「修正動議に賛成の株主は挙手を。」

まず動いたのは、大手ファンド勢でした：

• アローキャピタル：賛成
• サザンクロス投資：賛成

ハルが事前に巻き込んだファンド勢が、一斉に賛成票を投じました。

しかし次の瞬間、神社長は冷ややかに笑い：

「君たち、少し読みが甘いな。」

神社長は隠し持っていたゴッド・プロモーション保有の自社株を総会直前に買い増しており：

• 神陣営の議決権：54%
• ハル陣営の議決権：46%

僅差で神陣営が優勢であることが示されました。

ハル、ガク、祁答院の策略は成功するのか？

絶体絶命の中、ハルはニヤリと笑い：

「さて、神さん。そろそろ“本当の株主”に登場してもらいましょうか。」

その瞬間、スクリーンにライブ配信が映し出され：

• 天パ組のライブ会場から大歓声が響き渡る
• ファンたちがスマホを手に一斉に：「#天パ組と共に投票！」

実は、ハルは：

• ゴッド・プロが運営するクラウドファンディング型優先株をファンに購入させていた
• その総数は、神陣営を逆転する6%の議決権を持つ規模

会場のモニターに：

「修正動議 賛成票：52%
修正動議 反対票：48%

と表示され、ついに：

修正動議、可決！

神社長は唇を噛みしめ：

「…ファンを…株主にしただと…？」

ハルは勝ち誇りながら：

「推しのためなら、人は世界だって動かせるんですよ。」

こうして、ハル・ガク・祁答院の策略は見事に成功し、ゴッド・プロモーションの未来は彼らの手に委ねられることとなったのです。

【トリリオンゲーム】第13話「決戦！！」まとめ

「トリリオンゲーム」第13話「決戦！！」では、ゴッド・プロモーション株主総会での激闘が描かれました。

ハル、ガク、祁答院の奇策が炸裂し、視聴者を圧倒する回となりました。

予想外の展開が示す次回への伏線

修正動議は可決され、ハルたちはゴッド・プロモーションを手中に収めましたが、エンディングでの展開が視聴者を驚かせました。

• 神社長が海外大手メディアに接触していた事実が判明
• 天パ組が独立を示唆し、ファンコミュニティが騒然

さらに、エンドロール直前、「Dragon Bloom CEO 黒龍一馬」と神社長が会談するシーンが映されました。

「敵の敵は、味方ってな。」

この不穏な動きにより、視聴者からは：

「神社長とドラゴンバンクが組むのか！？」
「次回、波乱の予感…！」

と、SNS上が騒然となりました。

神社長、そしてハルたちの運命は……？

株主総会で勝利を掴んだハルは：

「これでゴッドは俺たちのものだ。
でも、これは“はじまり”だよな？」

とガク、祁答院に笑いかけます。

しかし、祁答院はシガーをくゆらせながら：

「勝った後の“戦争”が、一番楽しいんだよ。」

と意味深につぶやき、次なる戦いの予感を漂わせました。

第13話は、「戦いは終わりではなく序章」であることを示し、次回への期待を大いに高めるエピソードとなりました。